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【書籍】合成洗剤 恐怖の生体実験を読んで合成界面活性剤について考える

こんにちは、とむ子です。

手荒れ・手湿疹の原因の大きな原因のひとつに常に合成洗剤があげられます。

正確には、合成洗剤の主成分である「合成」界面活性剤が問題とされています。

界面活性剤とは、水と油など本来はなじまないものをなじませる物質のことで、界面活性剤は
2種類あります。
①せっけん
②合成界面活性剤

この、②合成界面活性剤に有毒性やバリア破壊力があるといわれているのです。

合成界面活性剤は洗剤に限らず、シャンプー、リンス、化粧品、歯磨き粉など、私達の生活と切り離せないもの、ほとんどに含まれています。

合成界面活性剤の何が悪いのか学ぶ為、少し古い本ですが、合成洗剤 恐怖の生体実験

を読んでいます。

 

 

絵表紙も衝撃的です。

私がこの本から得たことを少しづつご紹介していきたいと思います。

 

「合成洗剤はあなたの身体を確実に破壊する!」という一文から始まります。

合成界面活性剤の恐るべき3つの性質とは?

①皮膚からどんどん侵入する:浸透作用
②なじみにくいものをなじませ、はぎ取る:界面活性作用
③なかなか分解せずにいつまでも残留する:非分解性
天然の物質ではないので、人間の身体では分解できず、身体のいたる所を破壊していく。

合成洗剤による皮膚障害の実態と恐怖

人間の皮膚細胞はリン脂質という二層の脂の膜で覆われている。そこへ油汚れをアッというまに落としてしまう合成界面活性剤が付着すると人間の細胞膜を根こそぎはぎ取ってしまう。これが合成洗剤による皮膚障害の実態なのだ

と言います。

そして、

合成界面活性剤が何より怖いものは、水で薄めても界面活性作用を発揮し続け、身体に入るといつまでも分解せず、細胞に対しても同じ働きを作用しはじめることだ。

とも。。。

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合成界面活性剤にはどんなものがあるのか?

 

 洗濯用合成洗剤

洗濯成分のうち41%が合成界面活性剤。
コンパクトな洗剤が主流になっているが、かつて大箱の時代で約25%の配合だったとのこと。
箱が小さくなっているのに合成界面活性剤(=毒性)が増加している。

台所用合成洗剤

ほとんどが合成界面活性剤26〜27%配合。
食器への残留も心配。

以前、カエルの洗剤が手肌に優しいという理由は?という日記を書きました。
その時に私も調べたのですが、強い洗浄力をうたっている製品はさらに強い27%~47%でした。「たった1滴で!」などを売りにしている商品もどんどん発売されているので、もしかしたらより増加した商品が出てくるかもしれません。

合成シャンプー(子供用、ボディ用を含む)

ほとんどが合成界面活性剤26〜27%配合。
著者は最も危ない日常品だと言います。

確かに、洗濯用洗剤、台所用洗剤は直接自分にふりかけることはありませんが、私達はこれを毎日のように直にふりかけています。。。

家庭にあるシャンプー2種を確認してみましたが、どちらも食器用洗剤の様に合成界面活性剤の%表示がありませんでした。全成分表示は義務で、配合順に表示することになっている様ですが、%まで表示義務は無い様です。

書籍「がまんできない!皮膚のかゆみを解消する」が分かりやすい!という日記でも書いた様に、頭の角質層は約13層で、顔の次に薄く、皮下侵入しやすいともいわれている、刺激を受けやすい部分です。
近年多い、薄毛や毛髪トラブルの原因になっている可能性も考えられますね。

ボディソープも同じです。
私はボディソープを使うと確実にかゆくなり、湿疹ができます。

合成リンス

殺菌用などとして合成界面活性剤が入っているとのことです。
シャンプーの後、さらに合成界面活性剤を塗り付けているということになります。。。

歯磨き剤

合成界面活性剤2〜4%配合。
粘膜は皮膚より吸収がいいといわれます。
口の中から合成界面活性剤が容易に体内に飲み込まれていきます。。。

化粧品

洗顔フォーム、化粧水、クリーム、ファンデーション、口紅、シェービングクリームなど、ほぼ全ての製品に入っています。
これも直接肌に塗るものですので蓄積し続けているということです。

では、何を使えば良いのか?

私達の身の回りの90%以上が合成界面活性剤配合の商品とのことです。
残りの10%の、もうひとつの界面活性剤であるせっけん、せっけんシャンプーが安全だといいます。

安全だから売られているんでしょ?

母親に合成界面活性剤の怖さを話しました。
ところが、
「国が許可してるってことは安全ってことでしょ。悪いものなら国が認めるわけないでしょ。多くの人が使っているものは、それだけ認められているってことよ」

などと言います。
実際、こう考えている方は多いと思います。

私も合成界面活性剤の破壊力を身をもって経験してきましたが、合成界面活性剤の心地よい使用感に負け、使い続けてきたのは事実です。

この書籍からの警告を機会に、石けん生活を始めてみようと考えています。

書籍も読み進めて、得たことをまたお伝えしていきます。

お読みいただきましてありがとうございました。

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