手湿疹や手荒れがひどくなると痒みはもちろん、 周囲の目も気になってくるのでステロイドを使ってしまいます。
ステロイドはいくつも持っているのですが(自慢にならない) 、
最近処方されたのは、マイザー軟膏0.05%です。
今日はこの薬について書きますね。
ステロイドには強さのレベルがある
私は顔もかぶれやすい体質で、そちらも同時に診察を受けたので、この軟膏は顔には絶対に塗らないように!
「手」 限定で使用するように!
と念を押されました。
「手」シールしっかり貼ってくれましたよ笑
ステロイドには各種強さがあるのがご存じだと思いますが、 体内に吸収されやすいか、そうでないかによってレベルが分かれているそうです。
Strongest > Very Strong > Strong > Mild の順で、左に行く程強いステロイドです。
マイザー軟膏0.05%はステロイド剤のVery Strongという郡に分類されます。
つまりこの軟膏は「かなり強い」レベルです。
顔の皮膚は手に比べて薄く吸収されやすいので、顔には絶対に塗らないように!ということで
【手】
と強調して注意喚起しているのでしょう。
ステロイドを塗った指で顔を触ってしまうことや、 余った薬剤をついつい症状の無い場所に擦り付けてしまうことがないように気をつけましょうね。
(出し過ぎた薬をハンドクリームの様にのばしている方を見ました。ダメですよぉ!)
マイザー軟膏について
このマイザー軟膏について調べてみました。
田辺三菱製薬株式会社が製造販売している薬です。
【処方実績の多い疾患】
慢性湿疹、急性湿疹、接触湿疹などなど。
ふむふむ、どうりでどの病院でも処方されるわけですね。
【主な副作用】
毛のう炎・毛細血管拡張、紅斑、 接触性皮膚炎
目に症状が現れる場合もあるようです(ステロイド全般の副作用として、これはよく聞きます。例えば緑内障などの障害を聞きます)。
ここでちょっと気になるのが「接触性皮膚炎」です。これは何かと言うと、つまり、マイザー軟膏自体にかぶれるということです。
私もマイザー軟膏ではないですが、別の薬でこういう経験がありました。薬を塗っても良くならない、むしろ余計に痒くなっている、悪化しているなどの症状があったら、我慢せずに医師に相談した方がいいです。
そんなわけは無い!なんて怒る医師もいますが(経験済)、親身な医師だときちんと対応してくれます。化粧品が全ての人に合わない様に、薬だって万人に合うわけではないのです。理解してくれない医師なら病院を変えてもいいと思います。
ステロイドは怖いもの?
副作用などを書いて少し怖くなってしまった方もいるかもしれませんが、ステロイドは正しく使えば怖いものではないと多くの医師は言います。
症状が酷く辛い時は、ひたすら耐え忍ぶのはほんと~〜に辛いですよね。
私は、短期間、限定的に使用すれば良いと考えています。
弱い薬をダラダラ塗って症状が長引くより、適した強さの薬をビシッと使い症状を治める。
そして再発しない様に日常品や生活様式、食生活に最新の注意を払っていく、これが精神的にも身体的にも負担にならない方法だと思います。
いけない事は、
ステロイドをハンドクリームの様に常用したり、症状の無い所にも塗ったり、規定量以上に塗っていたり、禁止された部位にも使ったりすることです。
最後に
とは言え、誰だって薬を使わないに越したことはないですよね。
アレルギー・アトピー・敏感肌・手荒れ・手湿疹の出やすい方というのは体質であることはそうしても否めません。
ですので、毎日の生活でトラブルになるものを避け、刺激の少ないものを探し、身体の外側・内側に入るものに注意を払って改善していきましょう。
私もアレルギー・アトピー・敏感肌・手荒れ・手湿疹改善に向け、日々、人体実験やトライをしていますので、このブログを通してその様子や情報を共有していきます。
もう治らないと諦めないで、改善・少しでも楽になる様にお役に立てれば幸いです。
どうか、ご自身に合うものが見つかり楽になりますように!
お読みいただきましてありがとうございました。
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