超敏感肌向け イチオシ化粧品
ネコ

シニア猫は食事内容を変えるだけでは不十分!気をつけてあげたい事をご紹介

こんにちは、とむ子です。

前回、「猫の老後ケア」というセミナーに行き、獣医師から学んできた事をご紹介しました。

>>猫は病気を隠します。元気なふりをします。代表的な症状とサインを見逃さないで!

今回はシニア猫について学んできた事をご紹介しますね。
さいたま市動物愛護ふれあいセンター主催の「猫の老後ケア」と言うセミナーで学んできました)

スポンサーリンク

シニア猫とは

猫さんが7〜8歳になったらシニアだそうです。

まだまだ若い猫さんの様な気がしますが、人間年齢にしてみると、45歳くらいに相当します。

Σ( ̄□ ̄;)ギクッ!

そうなると、とむ子もシニアの域ですな 苦笑

まあ、この位の年齢になったら人間も猫もケアをしていく必要があるということですね。

シニア猫(高齢猫)の病気の傾向

猫さんの平均寿命は15歳くらいと言われていますが、それは生活習慣にかかっていると言っても過言ではありません。

死因の6割が生活習慣病だからです。

猫の一般的な生活習慣病とは、

・肥満、高脂血症、糖尿病→ メタボリックシンドローム

・関節痛、腰痛、歩行障害→ ロコモティブシンドローム(運動器の疾患)

そうです、人間と全く一緒なのです!

猫のメタボ対策

 

1. 食生活・・・食の種類、食の、食べる時間

2. 運動・・・運動量と食事量のバランス

3. メンタルケア・・・食がストレス解消の手段になっていないか?

猫のロコモの対策

1.  適度の運動・・・運動量、運動負担

2. 可動域の維持、改善

3. 血行促進・・・マッサージなどもいいです。

 

猫も高齢化時代 予防が大切

食は細くなり、消化吸収力も低下します。

当然、体力も低下します。

心身消耗で、できることが、小さく、少なく、ゆっくりになります。

猫さんが自分で歩ける、ということを大切にしてあげて下さい。

そのためには、猫さんの年齢に合わせた生活レベルに変えて行くことが大切です。

具体的にご説明します。

食事や外気浴

・水分の多いご飯にしてあげる。

・1日の食事量を何回かに回数を多くして与える。

・あまり下を向きすぎないで食べられる食事台にしてあげる。

・スロープをつけてあげる。

・床は滑りにくい材質にしてあげる。

静かで暖かい居場所の確保

邪魔されずにゆっくり休める環境を作ってあげる。

猫は隙間風が何より嫌いです。

「ちぐら」があればベストとの事です。

 

天然素材だと、夏は涼しく、冬は暖かな環境を作る事ができます。エアコンからの風よけにもなります。

 

少し話がそれますが、猫さんは避妊・去勢手術後に命を落としてしまう事があるそうです。
手術で麻酔をして、麻酔が充分にとけないまま帰してしまうと、猫さんは体温の感覚が無いままです。
そのまま寒い場所(隙間風がある所)にいると体温を持っていかれてしまい、知らぬ間に命を落とすという最悪の事態になってしまうのです。

・動物病院で麻酔がとけるまで充分に預かってもらう
・猫ちぐらの様な温度調節ができる場所を確保してあげる

などの対策が必要です。

 

昼夜を確保する

高齢猫は白内障になる可能性があります。

目が見えなくなってしまいます。

残念ながら目が見えなくなってしまった場合、こういうリスクがあります。

・転倒

・昼夜が分からなくなってしまうので、生活リズムがバラバラになってしまう。

・目が見えないので不安で夜通し鳴き続ける。
(人間はご近所さんとの関係が悪化してしまう、人間も眠れない)

 

昼夜を混同させない対策は、日光浴をさせたり、決まった時間に食事をさせてあげる等でしょうか。

何より、白内障を悪化させない様、猫さんの眼に変化がないか等、日々注意して観察する事が大前提ですね。

便秘

高齢猫さんは便秘になることがあります。
以下の要因があります。

・食事量の減少(便量が少なくて、腸の運動を誘発しない)

・排泄能力の低下

・踏ん張れない

・便意を感じにくい

・脱水

家で対策できるのは、食事に気を配ってあげることでしょうか。
シニア猫さんの食欲を起こさせる方法は次の日記でご案内します。

認知症

人間同様、これが効くというものが見つかっていませんが、以下の対策があります。

・オメガ3系:魚油カプセル等。

・サプリ:抗酸化力のあるポリフェノールなど。

・トランキライザー:いわゆる精神安定剤です。

・睡眠薬:どんどん強いものが必要になってしまいます。結果、死に至ってしまったという報告もあります。

 

しかし、何より一番の良いのは、

声がけ + 触る

これにつきます。

話しかけてもどうせ聞いていないし、なんて事はありません。

声をかけてあげる事で、そして触ってあげることで脳は活性化します。

おはよう、行ってくるね、今日は暖かいね、そういう事でもいいと思います。
植物だって声をかけて水あげした方が綺麗に咲いてくれると聞いた事があると思います。
理屈じゃないんですよね。

 

最後に

シニア・高齢猫さんが快適に暮らしてもらうには、

生活リズム・生活環境を守ってあげる

ということが重要ですね。

犬と違って猫さんは、高齢になっても寝たきりになるという事は少ない傾向です。

しかし、出来る事や出来る範囲が変わってきますので、私たち人間が見守り、安全に快適な空間を作ってあげたいですね。

元気で長生きして欲しいですからね。

次の日記で、シニア猫、高齢猫さんに食欲を起こさせる方法をご案内したいと思います。

お読みいただきましてありがとうございました。

スポンサーリンク

関連記事
>>猫は病気を隠します。元気なふりをします。代表的な症状とサインを見逃さないで!

>>「ねこかつ」しませんか?子供OKの ”普通”とちょっと違う埼玉の猫カフェ

スポンサーリンク