こんにちは、とむ子です。
先日、『手のかゆみ、もしかして手湿疹?という疑問に医師が回答』という日記を書きました。
その中で
Q5.どんな治療をするの?
A_乾燥が目立つ場合はハンドクリーム代りに使用する保湿剤を処方。
との医師の回答を紹介しました。
それは一体どの様なものでしょうか。
目次
ハンドクリーム代りに使用する保湿剤とは
ハンドクリーム代りに使用する保湿剤=代表的なものとして、ヒルドイドという薬かなと思います。
私は数十年に渡り、様々な皮膚科を受診してきましたが、乾燥が目立つ=「皮脂欠乏症」の疾患として、ほぼ100%、ヒルドイドを処方されます。
ヒルドイドクリーム
【以下、ヒルドイドの製造販売元マルホのデータより引用】
主成分:へパリン類似物質
作用と効果:皮膚の保湿作用があり、皮膚の乾燥性症状を軽くします。また使用部位の血行を促進し、血行障害に基づく 痛みや腫れを軽くする。
小児科でも処方される保湿剤です。ステロイドは含まれていません。
ヒルドイドは究極の保湿剤と言われているのです。
費用と購入できる場所
費用
3割負担の保険の場合、1本数百円程度です。
(他に診療費が加算されますし、院外処方なのかそうでないかにもよって費用は変わってきます)
購入できる場所
1. 保険診療の病院
保険診療の皮膚科、小児科、内科など、ほとんど対応してくれると思います。
この薬にはローション、クリーム、ソフト軟膏、の三種類があります。
先生に希望を言えば好きなタイプを処方してもらえると思います。
季節や部位、使用感の好みで使い分ければ良いと思います。
2. 美容皮膚科など自由診療の病院
保険外診療の美容皮膚科クリニックなどでも購入できます。
私はレーザー脱毛しているクリニックで販売されているのを見たことがあります。(3万円のクリームよりだんぜん潤う!とか書いてありました)
1本2,000円~3,000円です。(高っ!って思いましたが、なんせ自由価格です)
わざわざ皮膚科行く時間とって、診察代かかって、薬局代もかかって、結局は初診で数千円かかかるし、などなど考えると、結局保険でも最初は同じくらいかかりますね。
面倒と言えば面倒だし。
急いで欲しい時や、試してみたい場合等は、こういう自由診療のクリニックに行ったついでに手に入れてみるのもいいかもしれませんね。
3. ドラッグストアなど
その他の手段として、「第2類医薬品」として販売されている同成分の市販薬を購入する、という方法もあります。
つまり、ドラッグストアや通販サイトなどで、同じ成分「へパリン類似物質」の市販薬を購入する、ということです。
ヘパリン類似物質の特徴である「炎症を抑えて肌荒れを正常にする作用」「血行改善し、肌の新陳代謝・再生を促し傷跡などを修復する作用」「肌の潤いを取り戻し外部から保護する保湿作用」といった有効成分とする薬は有名製薬メーカーから各種発売されているのです。
代表的な市販薬を、下記「市販薬にはどんなこのがあるの?」でご紹介します。
4. 個人輸入
モデルの梨花さん、中村アンさんなどがブログなどで「化粧下地に使っている」と紹介した影響で、ヒルドイドを「美容目的」で使用する女性が増えてしまいました。https://matome.naver.jp/odai/2150942570323513301
そういう背景と、美容皮膚科で買うよりも約2倍の容量というところもあってか、個人輸入も人気の様です。(個人の使用範囲であれば医薬品の個人輸入は認められていて違法ではありません。詳しくは厚生労働省の『医薬品等の個人輸入について』というページでも確認できます)
個人輸入の方法は、下記「安心して個人輸入できるサイト」という項目でご紹介します。
ヒルドイドが保険対象外になるって本当?
「必要性の低い患者」(美容目的など)なのに、保険診療でヒルドイドを処方するのは制限すべきではないかと健康保険組合連合会が提言されています。
→ 健康保険組合連合会の分析ページ 76ページ〜
→ 上記の概要
この件について、分かりやすく説明してくれている記事もあるので紹介しておきます。http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/31/hoshi_a_23261667/
市販薬にはどんなものがあるの?
例えば、【ヒルドイドクリーム薬 市販】などど検索すると同じ成分のものが見つかります。
代表的なものにこれらがあります。
安心して個人輸入する方法
個人の使用範囲であれば医薬品の個人輸入は認められています。
違法ではありません。
個人輸入を代行している業者がありますので、そういうサイトを利用すれば購入は簡単です。
とは言っても、個人輸入って不安がありますよね。騙されるんじゃなかとか、送られてこないんじゃないかとか。。。
私もヒルドイドではないですが、個人輸入代行業者を利用したことがあります。
最初はちょっとビビりましたが、どちらも日本語のサイトがある&日本語サポートがあること(言葉の表現も不自然ではない)、創業年数が長いというのを選ぶポイントにしました。
いくつか紹介しておきます。
①くすりエクスプレス
常用できるの?
実際、私の周りでも、このクリーム薬は絶大な人気で、乳液やハンドクリーム代りに常用している人が数人います。
でも、あくまで「薬」なので、常用するのは私は気がひけます。
安全性が高めのものだとはいえ、薬には何かしらの副作用があるからです。
製造販売元のマルホのデータでも、皮膚炎、かゆみ、発赤、発疹、潮紅、紫斑などの副作用を報告しています。
乾燥がひどい時、炎症があってハンドクリームが使えない時などのお助けアイテムとして使うのがいいのではないかと思います。
注意したいのは、傷がある場所などには塗らないで下さいね!
(私は掻きむしった所に使って大変なことになりましたぁ泣)
ご自分に合うものが見つかりますように!
お読みいただきましてありがとうございました。