猫のナナが我が家に来てくれた日から丸1年が経ちました。
1年前のことを鮮明に覚えています。
親ばかで恐縮ですが、迎え入れた日の思い出にお付き合い下さい。
ナナとの出会いと謝罪の気持ち
私達は猫を飼いたいと思った時、ペットショップではなく保健所や里親募集をされている団体などから迎え入れようと決めていました。
ナナとは里親募集サイトネコジルシさんを通じて出会いました。
庭先に住み着いたお腹の大きな野良猫を保護して、親子を2ヶ月まで育てて下さっている千葉県の保護主さんのお宅まで伺いました。
ナナは5匹兄弟でした。
4匹が茶トラ。1匹が真っ白な子。同じ兄弟なのに全く別の柄が出るなんて面白いですよね。
真っ白な猫ちゃんは保護主さんが飼うとのことで、茶トラの子達の中で選ばせてくれました。
どの子もそっくりで見分けがつかない位でしたので、選ぶと言ってもなぁ、、、と迷いました。
4匹の内、1匹だけがメスでした。茶トラのメスはとても珍しいと言われていますのでメスの子にしようかと思ったのですが、気が強いという特徴もあるみたいです。
私は決められず、最終的には夫に決めてもらったのですが、4匹の中で一番おとなしく、毛色が他の子より少しだけ濃いという特徴だったナナを選びました。
譲り受けて帰る間際、保護主さんがナナをギューッと抱きしめて少しの間離しませんでした。きっと心の中でお別れをしてくれたのでしょう。
私はその姿を見て、この子を絶対幸せにしようと思いました。
それと同時に、こんな小さなナナを親兄弟から引き離してしまっていいのだろうか、突然子供がいなくなったことに気付いた母猫はどんなに悲しいだろうかと想像し、自責の念が湧いてきました。
私はごめんね、ごめんねと心で何度も謝っていました。
引き離した日のことを思い出すと申し訳なくて今でも涙が止まりません。
迎え入れ
我が家に連れて帰る車の中で。
怖かったのでしょう。寂しかったのでしょう。ナナは車の中でずーっと鳴いていました。
すごく軽くて小さいナナを抱き、大切に育てなきゃと思いました。
ちなみに、ナナと名付けたのは7月(ナナガツ)生まれだからです。
緊張していたのでしょうか。子猫なのに迎え入れた日は全然寝ませんでした。
そして、ずーっとずっーと鳴いていました。母親や兄弟を探していたのでしょうか。
こんな小さいのに、こんな状況だったのにトイレは完璧に出来ました。
一度も粗相はありません。保護主さんに感謝です。
迎え入れ2日目
2日目になって、やっと緊張が取れた様です。
こんな小さな体なのにソファにヒョイと登ってきました。
じゃれてくれるまでなりました。
安心したのか、やっと寝てくれました。このぬいぐるみがお気に入りで、くわえてソファの上まで運んできます。
ごめんね、掃除機の音にびっくりさせてしまいました。1年たった今も慣れないね。
丸1年が過ぎて思うこと
あっと言う間の1年でしたが、ナナとはもっと長い月日を過ごしている感覚です。思い出が沢山あります。
ナナが我が家に来てくれたことに本当に感謝です。ナナにも、その気持ちをいつも伝えています。
ナナがいてくれることで幸せなのに、ナナが大好き過ぎて、大切で、いまだに、なんて可哀想なことをしてしまったんだ、、、毎日寂しいかな、お友達がいなくてつまんない日々かな。。。(飼い犬のナツオとは馬が合わない)と自分を責めてしまうことが多々あります。
実はこの日記を書き始めて早々、懐かしさと、自責の念と、ナナがいなくなってしまう日を想像して泣いている私なのです。ちょっと病気かな 苦笑
ナナが幸せで楽しい毎日が送れる様、これからも大切にして一緒に過ごしていこうと思います。
とっても良い子に出会えたことに日々感謝です。
ちなみに本日のナナはこんな感じで寝ています。爆睡です。
ナナ君、リラックスし過ぎじゃない?
こんなに大きくなっても、私にとってナナは我が家に来てくれた日の赤ちゃんのまま。
なんでも許してしまいます 笑
お読みいただきましてありがとうございました。