地下鉄駅構内にて配布されている月刊フリーペーパーを見つけると必ずもらって読んでいます。
その中に【働くオンナの救Q箱】というページがあります。
毎号、ちょっと気になる体の疑問がQA形式で挙げられ、医師が回答しています。
今回のテーマは
手のかゆみ、もしかして手湿疹?
でしたのでご紹介します。
手湿疹ってなに?
A_第一に「かゆみがあるか」が判断基準。他の特徴として、症状が利き手からあらわれること(私は利き手じゃなかったぞ)。親指や人差し指など頻繁に使う部分から出始めることが多く(私は中指から出始めたけど)、次第に広がる。皮膚科で早めの診断を。
手湿疹の原因は?
A_例えば美容師や調理師など水に触れる機会が多い職業がなりやすい。専業主婦にも多い。冬場はお湯を使いがちだが、これに界面活性剤(洗剤)が組合わさることにより、手の皮脂を過剰に奪ってしまう。皮脂膜が流れ皮膚のバリア機能が失われ、手湿疹の原因になる。敏感肌、アトピー体質、ストレス、睡眠不足なども手湿疹のきっかけになる場合がある。
気をつけることは?
A_原因となるものを極力避けましょう(先生!その原因を特定するのが難しいんですって)。水や濡れているものに触れる時は必ずゴム手袋の着用を。手洗い後はすぐに手を拭いてハンドクリームをつけることで、水濡れによる手荒れを防げる。すでに手湿疹が出来ている場合は、血行をよくして、(温めたり、グーパーとかすればいいのかしら?でも、こたつとかで温まるとかゆくなる気がしています)かゆみを引き起こすアルコールや激しい運動などを控える。
放っておくとどうなる?
A_ひどくなると、バリア機能が正常に働かず再生しないため、例えば、紙を触っただけ、洗濯物を畳んだだけ、水で手を洗っただけ等のわずかな刺激も悪化の原因となる(うん、うん。激しく同意)。
湿疹の痕が色素沈着シミの原因につながり老けて見える!
(すでにそうなっています泣)。
どんな治療をするの?
A_乾燥が目立つ場合はハンドクリーム代りに使用する保湿剤を処方。かゆみが強ければ、塗り薬や抗アレルギーの内服薬を。炎症が強い場合はステロイドで症状を抑える。発症初期なら2週間ほど、長く続いているものであれば3ヶ月が治療期間の目安。
また、
薬の治療だけでは完治しない。原因を根気よく取り除き、バリア機能を健やかに保つ努力が大切、とも。
私が手荒れ・手湿疹の原因と考えているもの、対処法などの考え、先生のおっしゃる事とほぼ同じでした。
手荒れ・手湿疹は本当にやっかいで、皮膚科に行って薬を塗ればすぐに治るというものではありません。くり返しくり返し現れます。
やはり、日々触れるものの選択、防御、習慣の見直し、そして、手へのちょっとした労りが大切になってきますね。
ご自分にあう方法が見つかりますように。
お読みいただきましてありがとうございました。