太陽油脂さんの人気石けんシリーズ、パックスナチュロンには数種類の石けん洗濯洗剤があります。
石けん洗剤を使用するのは初めてで、選び方が分からないので太陽油脂さんのお客様相談室に電話で問い合わせをしてみました。
粉石けんと液状石けん
洗濯石けんといえども、粉石けんと液状石けんの2種類があります。
ドラッグストアなどに行っても、最近は粉洗剤はほとんど見かけません。私も長年、液状洗剤を使ってきたので、粉の洗剤を使用することは全く眼中にありませんでした。
その為、問い合わせの時点で、「液状石けんの選び方を教えて下さい」と言ってしまいました。今思えば、粉と液状との違いなども質問しておけば良かったです。それは次回の課題にします。
液状石けん
3種類あります。
(*ドラム式専用が別途1つあります。ここでは全自動式または二層式向けのものをご紹介します)
①パックスナチュロン 洗濯用液体石けん
②パックスナチュロン ネオ洗濯用液状石けん
③パックスベビー 洗濯石けん
パンフレットを読みこんでも、この3種の違いがさっぱり分からなかったんです。。。
3種の比較
お客様相談室で教えてもらった内容をまとめてみました。
原料 | 石けん濃度 | 用途 | 単価/10m | 特徴 | |
① | 植物油脂 | 40% | 綿・麻・合成繊維・おしゃれ着 | 86.4円 | ソフトに洗い上がる・おしゃれ着もOK・
米ぬか臭あり |
② | ヤシ油とパーム油+アルカリ剤(*注1) | 25% | 綿・麻・合成繊維 | 68.4円 | しっかりとした洗浄力がある |
③ | マカデミアナッツ油など+洗浄補助剤(*注2) | 35% | 綿・麻・合成繊維 | 72円 | 柔軟剤無しでもふんわり・きれいに洗浄 |
*注1:アルカリ剤とは炭酸塩ともいいます。アルカリ剤(炭酸塩)入りの方が泡立ち、汚れ落ちがよくなります。体に悪いものではないです。
*注2:ムクロジというものが使われています。ムクロジとは実のなる植物で、その果皮をむいてこすり合わせると泡が立ってくるので、インドで石けんの代用として使われてきたそうです。この泡立ちを利用しているということですね。
ベビー用はなにが違うの?
太陽油脂さんの石けん洗剤は蛍光増白剤、香料、着色料、合成界面活性剤は不使用されていません。肌の敏感な赤ちゃんから大人まで安心して使えるものだと思います。
それなのに、あえてベビー用と分けてある理由はなんなのでしょうか?
赤ちゃんは汗を多くかきます。また、食べこぼし(=タンパク質)も多いです。
タンパク質はアルカリによって分解されます。
石けんはアルカリ性です。よって、赤ちゃんの様に汗や食べこぼし汚れなどが多くついた衣類もしっかり落とします、という意味あいだそうです。
なおかつ、ふんわりとした仕上がりなので赤ちゃんの肌にも刺激になりませんよ、ということですね。
ベビー用となっていますが、赤ちゃん専用というわけではありません。大人も勿論日常的に使えますよ。
私が最終的に購入したもの
③パックスベビー 洗濯石けんを選びました。
決め手は以下の2点です。
・米ぬかの香りが心配だった。(お客様相談室の方が米ぬかの臭いが気になる方は結構います、と言っていました)
・ふんわり仕上げたい。(石けんシャンプーのギシギシがトラウマになってるかも 笑)
次回、この洗剤を使った感想を書きたいと思います。
液体石けん洗剤選びの参考にしていただければ幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。