こんにちは、とむ子です。
母に外食に誘われることが多いのですが、別に「◯◯が食べたいから」というわけではないんです。
「どこかに行こう。決めて」と任せてきます。
年を取って料理が億劫になってきたのかな?
独りで暮らしているわけではないけど寂しいのかな?と思ったりします。
でも、毎度お店に悩まされます。
今回選んだお店が、年配者でも大丈夫な「当たり!」なお店だったのでご紹介しますね。
隠れ偏食家
母はいつも「なんでもいいよ」と言うのですが、いざ色んなお店を提案しても、「ん〜。。。」とか「他に候補は無いの?」とか、あまり乗り気じゃない感じの返事が返ってくることがほとんどなのです。
隠れ偏食家なんです。
今回も散々迷いました。
思い切って洋食にしてみました。
実は母はあまり洋食を食べません。
食べられるメニューがあるか賭けでした。
秋のメニュー
意外なことに、母が選んだのはオムライスでした。
卵はほとんど食べないのに「美味しそう!これがいいわ」なんて選んでました。
(しかもチキンまで付いてて、かなりガッツリなメニュー 笑)
実際食べられなかったら代わりに食べてあげようと考えていたら、
「美味しい!美味しい!これ正解!とむ子も食べてみなさいよ」
とか言ってました 笑。
良かった。
食べろとしつこいので少し分けてもらったら、オムライスの餡が上品なコンソメで、とっても美味しかったです。
きちんと出汁が取られているのが分かりました。
チキンは柔らかく、臭みもなかったです。
添えられているソースはちょっとピリ辛でバランスがいいです。
家族が選んだのはビーフシチュー。
量は少し少なめ。
肉がトロっトロっの柔らかさ!
長時間煮込まれているのが良く分かります。
味にうるさい家族も美味しいと言っていました。
パンも付いてました。
私は秋の味覚 ”ごちそう” プレートを。
大好物の鴨! 柔らかくて美味しい!!
オレンジ味のソースです。
鴨はオレンジソースが定番ですね。
野菜もおしゃれな盛り付け!
素揚げされたパリパリのさつま芋も美味しい。
そう言えば、今年初めて栗を食べました。
いや〜 予想以上に満足でした。
やっぱり、ファミレスの洋食とは全く違います。
ブイヨンが違うのが分かります。
味付けも上品。
さすが創業114年。
これからも頑張って欲しいです。
本店はウエディングもできるレストラン
すごく昔に、日比谷公園の中にある本店でランチを食べた記憶があります。
まさに「森のレストラン」で素敵でした。
そんな、緑に囲まれた中にあるレストランで結婚式を挙げられると知りました。
ウェディングドレスとかに全く関心が無く、結婚式さえやりたくないと思っていた私も
「あぁ、ここでの結婚式は素敵だろうなぁ」
と、一瞬、夢見る夢子ちゃんになったものでした。
ちなみに、ゴールデンウィークの翌週が統計では必ず晴天らしいです。
そんなわけで、会場も1番混み合うらしく、予約がなかなか取れないと聞きました。
ご予約はお早目に。
10円カレー
年に一度、日比谷本店にて、10円でカレーを提供してくれるそうです。
( 金額は10円以上で、来店者が自由に決めるみたいです)
昭和46年、松本楼は放火され、焼失しまいました。
しかし、全国の方から励まされ、昭和48年に新装再オープンをしたそうです。
そのときの感謝の心をこめた記念行事として、毎年「10円カレーチャリティーセール」を行っているそうです。
来店者の売り上げ寄付金に松本楼がさらに寄付金200,000円を加え、全額募金をするそうです。
昨年2016年は530,000円程。
熊本地震の義援金にされたそうです。
なんて素晴らしい信念なんでしょう。
頭が下がります。
支店
大宮店を含め、関東に8店舗あります。
大学の中や大学病院に多いのは意外でした。
名だたる場所に入っているのに、若者向けの大宮ルミネに入っているんだろう?とちょっと疑問です 笑
もちろん嬉しいですが。
最後に
リーズナブルなのに、ファミレスとは全く違う洋食です。
洋食というと、どこか甘ったるく、子供っぽい味が多い印象を持っていましたが、さすが老舗の松本楼。
「大人の洋食」という気がします。
普段は洋食を好んで食べない70代の母親も、美味しい美味しいと喜んでいました。
子供に付き合って仕方なく洋食、というのではなく、大人も楽しめる洋食、松本楼はオススメです。
外食で迷った時は候補にしてみて下さい。
その他、大宮での外食日記はこちら。
→ 「牛タン司」衝撃的な美味しさ。今までの牛タンは何だったの?と思いますよ
→ 全て手作り。気取らないけど味は確かなフランス料理「プロヴァンスヴェール」
→ フレンチを取り入れた上品なチャイニーズレストラン「チャイフーン」
お読みいただきましてありがとうございました。